インタビュー
インタビュー
建築について学んでいました。課題で理想の間取りを製作した事があるのですが建築基準法や耐震基準など考える事が多く、全く思い通りの間取りにならず苦労した事が印象に残っています。直接的に今の業務に直結する授業はなかったですが、2次元CADで図面を描いたり強度計算したり、今思うと繋がる部分もあるかもしれません。
学校卒業後、設備関連会社で品質管理を担当していましたが、休みも無く日付が変わってから退社する日々が続き「やりたいことと違う」現状に限界を感じ退職。好きなバイクで日本を旅しながら自分を見つめ直す中で、「やはりものづくりがしたい」と再確認しました。製造業全般で仕事を探していたら、ケイテックの求人と出会い、「バイクも、ものづくりも好きな自分にぴったり」と確信。派遣社員として3Dモデリング業務に携わり、設計提案も行えるやりがいある環境に魅力を感じていました。その後転職し、自動車メーカーで先行開発に従事し多くを学びましたが、やはり「直接的にものづくりがしたい」という思いが強まり、かつての上司からの誘いを受け、ケイテックに再入社しました。
| 2016年 | ケイテック入社。現3D開発部3D一課配属。エンジンモデリング業務を担当。 |
|---|---|
| 2018年 | 3D-EBOMチームの取りまとめとなる。 |
| 2023年 | エンジンモデリングチームと3D-EBOMチームの取りまとめ兼任。 |
カワサキモータース製品のエンジン3Dモデリングチーム、3D-EBOM※チームの取りまとめをしています。今は取りまとめ業務が主で実業務から離れていますが、チームのメンバーと協力し業務改善を行う事がやりがいです。些細な事でも少しずつ無駄を減らして“考える時間”を確保していきたいです。
※3D-EBOM:車両一台分のアセンブリデータ
かなり昔の話ですが、CATIAのバージョン移行時期に3D開発推進機種担当にアサインされ、カワサキモータースの設計部門と一緒に取り組んだ事です。当時は二次元図面を元に金型メーカーが立体形状を検討するのが主流でしたが、社内で製造要件の検討から行う必要がありました。
またCATIA V5でのモデリング手法も今ほど確立しておらず手探りの部分もあり、苦労しました。一番大変だったのは初めての取り組みで全体像が見えない事でした。これをきっかけに、“何とかする”スキルが身につきましたし、全体像をイメージして仕事を進められるようになりました。
CATIAを使ったことがない人が今までたくさん入社していますが、教育カリキュラムがしっかり整っているので安心できると思います。
繁忙期は少し残業することもありますが、基本的に自分のペースで仕事を進められる環境です。
堅苦しくない社風で、他部署のメンバーとも野球の話など、趣味のつながりで仲良くできるところ。また、自分の考えをもって発言すれば上司もきちんと聞いてくれるところです。
「今の自分」をねぎらってほしいですね。未来の自分が平穏に生きているのは今の自分が頑張ったからなので。
モデリングという枠を越えて、カワサキモータースの製品設計に関わることまで業務展開できたら、会社としての強みも自分のやりがいもますます大きくなります。
ものづくりが好きな人、自分の考えをもって成長したい人にケイテックは合っていると思います。
個人の裁量が大きいので成長に合わせて仕事はどんどん任せてもらえます。
ツールの使い方を習得するのがゴールではなく、その先や「なぜこの作業をしているのか」を考えて仕事ができる人は伸びていく思います。