私は1人目と2人目を続けて取ったので、合計すると3年半くらいお休みしていました。保育園の入りやすさを考えて“4月復職”と決めていましたね。休暇前に取得時期を決める必要があるので、家族と相談、が大前提ですよね？

そうですね、僕は上の子が生まれた時を思い出しながら、首すわり前の最初の3カ月が大変だったので、そこにあわせて取得しようと決めました。妻の負担を軽減したくて。

なるほど。私は、最初はなるべく仕事感覚が抜けきらないよう1年で復帰するつもりだったんですけど、結果的に1年半取りました。やっぱり保育園は4月入園じゃないと難しいですね。

うちの部署はすでに３人育休を取っていたから、普通の空気でしたね。

しかも上司から「育休取らないの？」って声かけられましたしね。

取得する前提で話しかけてくれるのって安心材料ですよね。

実は、海外赴任帯同で2年半休んだ経験があるので“会社を離れる不安”はそこまでなかったんです。でも、その時は長すぎて仕事の感覚が消えてしまった反省があって…。ただ、時短で本当に仕事が回るのか…という不安はありました。

私は“妊娠＝産休・育休・復職”が当たり前に浸透している部署なので、不安は少なかったです。でも、法律の改正や業務方法の変化はあるだろうし、職場の環境が変わってるかもしれない、というドキドキはありましたね。結果的には、仕事は上司・同僚に相談しながら少しずつ慣れました。

僕は“育児の不安”より“業務引継ぎ”の心配でしたね。担当の方と現場に行って説明したり、掲示板を共有したり、とにかく丁寧に引き継ぎました。

無理に旅行に行くとかはせず、“特別なことはしない贅沢”としてゆっくり育児に専念しました。復帰すると、平日は子どもと向き合う時間ってすごく少なくて…だからこそ、育休の時間は大切でした。

私も。児童館とか、今まで経験のないコミュニティにも触れられたのは良かったです。一瞬で過ぎてしまう赤ちゃん期を、ゆっくり一緒に過ごせた時間は貴重です。

平日、お迎えに行くので幼稚園のママ友もできました(笑)。普通に働いていたら絶対ない。

人事の仕事がやっぱり好きだから「戻りたい」が強かったです。休んでいる間も取り残されないように法改正などを調べたりしていました。

僕は、育休3カ月で“2人育児の大変さ”に向き合ったから、復職後もなるべく仕事を早く切り上げて「妻のサポートをしたい！」と改めて思うようになりました。
“抱え込みすぎない”を意識して、平日でも“子供と毎日顔を合わせて会話をする時間を持つ”ことを目標に、残業がないよう頑張っています。

残業前提だった働き方から、時短勤務で“6時間に全部を収める”働き方になったのが最大の変化ですね。あと、子どもの急な発熱で呼び出しも多いので、毎日が調整の連続。自分自身も驚くほど体調を崩しやすくなりました。でも、職場みなさんの理解があって助かっています。

私も、短時間勤務＋週1〜2回のリモートが定着しました。勤務時間は減っているけど、その分メリハリが生まれましたね。

育休後は、“無理なスケジュールで自分を追い込まない”働き方に変わりました。自然と、業務調整や優先順位の考え方が変わった気がします。

短時間勤務とリモートですね。保育園が家から遠いので、これがなかったら続けられていなかったと思います。あと以前は紙申請だった休暇申請が電子化になり楽になりました。

私も同じく！復帰のハードルを下げてくれている制度です。積立休暇を時間単位で使える制度も活用しています。

僕はスーパーフレックス勤務。子どもが朝ぐずった時でも有給を使わずに対応できるのは本当に助かります。有休はできるだけ家族のイベントに使いたいので。

あ、あとTeamsが普及したおかげでチャット連絡が中心になって、電話がかかってくることがかなり減ったことも時短勢にはとてもありがたいです。